1969年クラプトンは、サリー州の片田舎に通称「ハートウッド・エッジ」と呼ばれる大邸宅を購入している。「ハートウッド・エッジ」を無理矢理訳すと、「傷つく森の縁(ふち)」となる。先の「傷つく森の緑(みどり)」と関係あるかどうかは、定かではないが・・・マスターに訊ねても、きっと答えは同じ・・・「そんなことはどうでもいい」ことである。このハートウッド・エッジに引き籠もり、活動停止をしてしまった時期が、後にクラプトンも公然と認めている「麻薬中毒期」である(1971〜1974年)。親友ジミ・ヘンドリックスと父親代わりの義祖父ジャック・クラップの相次ぐ死、ジョージ・ハリスンの妻(当時)パティとの成就しない恋などの精神的誘因はあったかも知れないが、コカイン主体の依存からヘロインまで進んでしまっている。ハートウッド・エッジの名そのままに、ギリギリの状態まで達したのである(勿論、克服しているのは言うまでもない)。
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